マンションが高速インターネット回線に切り替えとなり、住戸内機器(ハブ)交換の案内が来ている方もいると思います。
昨年、私のマンションも管理組合で高速化に決まり、交換の案内が来ました。
業者に頼むと約7000円かかり、自分でやると3000円程度でお得です。
同じような方がいると思いますので、ハブ交換とついでにWi-Fiルーターの設置まで実施したので、細部を紹介します。
マンションのハブの交換
ハブとは?
マンションに引き込まれた光ファイバーや、ケーブルテレビの信号回線は、一旦モデムを通して電気信号に変換され、LANケーブルで運ばれます。マンション内の各部屋には通常ハブを介して、LANケーブルが各部屋に配線されていると思います。
一般的なマンションでは、壁の中に埋め込まれたLANケーブルの配線が、それぞれの部屋に通っており各部屋のマルチメディアコンセントにLANポートが付いていると思います。
そのためインターネット接続用のケーブルがあれば、どの部屋でも有線でインターネットに接続することができます。
下の図は、我が家のマンションの配線の状況です。

ハブの設置場所
マンションよって、ハブが設置してある場所が異なります。よくある場所は、玄関口の収納スペースやユニットバスの天井裏などです。我が家では、ユニットバスの天井裏でした。

天井裏に通じる板を押し上げると、なんと天井にハブが付いていました。固定している感じではないため、これはマグネットで付いているに違いないと思いました。

ハブの購入
以前のインターネットは100Mbpsが最速(光回線)で、ギガビットLANは一般的ではなかったため、我が家のLANもこれまでは最速で100Mbps対応でした。
そのため、今回の交換に際しては100Mbpsのハブを1G対応のハブに交換する必要がありました。
ハブに関しては、性能上大きな違いはないため、今使っているBUFFALOで Giga対応 のマグネット付きにしました。

ハブの交換
交換は旧ハブの電源を抜き、接続しているゲーブルを抜いて外すだけですが、なんとマグネットで付いていると思っていたハブがいくら引っ張っても取れない。
下から見るだけでは分からないのですが、ネジで止めてありました。なお、購入した製品にネジは入っていませんでした。

そのため、旧ハブのネジの間隔と新ハブの間隔が異なるので、ネジを1個ずらして取り付けることにしました。きっちりと図ってネジ穴にぴったりのはずでしたが、強く押し付けても固定されない。???ネジを取り外して確認すると同じBUFFALO製品なのにネジの厚さが違ってました。

そこで、家中のネジを探して、何とか厚さの薄い新しいネジを取り付けて新ハブを無事設置完了。
さっそく、部屋のLANポートからインターネット接続を確認して一安心。なお、LANケーブルも1G対応の5eケーブルに変えました。

Wi-Fiルーターの設置
ルーターとは?
ルーターは異なるネットワークを接続するための装置で、自宅内の複数の端末がインターネットに接続できるようになります。光回線が当たり前となった現在は、無線接続(Wi-Fi)を使う方が増えたため、有線も無線も使えるWi-Fiルーターが主流となっています。
Wi-Fiルーターの購入
Wi-Fiルーターは様々な商品があり、どれを買っていいか迷いました。
10以上のサイトで確認したのですが、マンションでは、各部屋がコンクリート壁で電波が通りにくいと全てのサイトで書かれており、お勧め商品がそれぞれ違っていたりで、3日ほど悩みました。
バッファローの高機能ルーター「WSR-2533DHP」に決めました。そのさい、決め手としたのは以下の3点です。
- マンションタイプ 4LDK対応
- ビームフォーミング
- 口コミ評価
ルーターの設置
ルーターにインターネット回線のケーブルを接続します。この際、青くなっているポートに差し込みます。
他のポートからケーブルでパソコンに接続します。電源を入れたら、自動的に接続が完了。
スマートフォンにWi-Fiルーターを登録するぞ!と気合を入れたものの、セットアップカードの暗号化キーをスマホに入力するだけという簡単なもので拍子抜けしました。
ルーターは角部屋なので電波は届いているかなと、さっそく、スマホを片手に部屋中を歩き回ってみましたが、4LKD全ての部屋で全く問題なく受信可能で、バッファローの高機能ルーターの口コミ評価は正しいことを確認しました。

ルーターを買う前に、勉強してマンションタイプではルーターをループにしてはいけないと学び、ブリッジモード(アクセスポイントモード)として運用しなければと思っていたものの、購入したルーターの簡単な説明書には一切モード設定の説明がありませんでした。
※ バッファローのHPで確認してみると、賢いルーターなのでautoになっていると、ネットワークの状況を判断して自動でモード判定します。
せっかく勉強したのだから、手順の後に参考程度の説明がついていると安心できたのですが、今回は初心者に優しい設計になっているということにしておきましょう。