ならまちにある御霊神社を描く。
全体を俯瞰できるポイントがないため狭い道路からの構図で描く。
瓦の明るい部分と壁の部分に色を置く。
手前の門にやや淡い丹色を置く。
額の細部を描いて近景は完成。
緑の陰の部分を描きこむ。
門の部分を描きこむとほぼ全体像が見えてくる。
やや暗めに拝殿などに色を置いて完成!
御霊神社はならまちの中心部にあり、知らずに歩いていると通り過ぎてしまうような小さな神社である。
聖武天皇の皇女で井上内親王(いがみないしんのう)は政権争いに巻き込まれ、無実の罪により今の五條市に配流されて亡くなり。その後、都や桓武天皇東宮に怪しき事が度々あり、悪疫が流行したことから、井上内親王母子をはじめ8柱の霊を鎮めるため神社が建立されたとのことである。