奈良市にある鏡神社を描く。
狛犬と社殿を入れた構図で描く。
空と狛犬に色を置く。
緑に色を置く。
瓦などを描き込む。
本殿に朱色を置いていく。
屋根等に色を置いていく。
細部を描き込んで完成!
鏡神社は奈良市高畑町の「新薬師寺」隣の小さなお社であり、観光客は新薬師寺の十二神将像を見て満足して帰る方が多いため、いつ行ってもひっそりとしている。
鏡神社は平安時代に入って間もない806年に隣接する新薬師寺の鎮守社として創建されたことに始まる。
美しい本殿は、1746年に春日大社の第三殿を移築したものである。
なお、創建にあたっては、現在の佐賀県唐津市にある「鏡神社」から奈良時代に謀反を起こしたとして処刑された藤原広嗣を御祭神として勧請を受けたものとされており、この神社は藤原広嗣の怨霊・御霊を鎮める神社としての役割を果たしていると伝わる。
反乱の首謀者として処刑された藤原広嗣が祟り神として祀られているため、ひっそりしているほうがふさわしいのかもしれない。